杉並区議会では5月29日に平成20年第1回臨時議会が開催され、新たな議長・副議長が選出されたのと共に、改選後1年間務めてきた所属委員会も刷新されました。この結果、私は昨年度に引き続いて常任委員会は総務財政委員会。特別委員会は災害対策特別委員会に。また所属会派の副幹事長も勤めていることから、議会運営委員会にも改めて所属することになりました。
 現在、杉並区議会には5つの常任委員会、4つの特別委員会と議会運営委員会が設置されています。議員は、必ず1つの常任委員会の委員になることが義務づけられておりますが、本来、国の法律で議員の任期は4年間とされている一方で、杉並区議会の独自の条例により、委員会の所属任期は1年間と定められています。
今年度、私は偶然にも昨年と同じ委員会となりましたが毎年、所属する委員会が変わってしまっては議員個人が持っている専門性を活かすことや充分に議論を深めること、あるいは政策を深く調査研究することもできず、私は議会の権能強化を図るためにも委員会の所属期間は少なくても2年間とすることが必要だと考えています。(ちなみに現在23区のうち14区で2年制を導入しています。)
 さて前置きが長くなりましたが、私は5月29日の臨時議会において所属常任委員会である総務財政委員会の委員長に互選され就任することになりました。
 総務財政委員会では区政の総合的な計画や調整に関すること、予算やその他の財政に関すること、財産の取得や建築工事などの契約のこと、危機管理及び防災に関することなどが所管事項とされており、審議する内容の重要性から5つある常任委員会でも最上位に位置づけられております。
 奇しくも2年連続で同じ委員会となった事を有効に活用して前年からの審議事項を踏まえながら委員長としてしっかりと専門性が高められるよう努めて参ります。



7月16日放映 NHK首都圏ニュースより
住基ネット訴訟の結果を受けて、総務財政・区民生活連合審査会が
開かれ座長を務める。