生活保護制度の見直しに向けて取り組みます。
10年前と比較して生活保護受給者・保護費ともに2倍以上に急増しており、
今では区の年間予算の約1割を生活保護費として使用しています。
今後ともこの傾向は続くものと推測され、いずれ財政面から生活保護制度は「破たん」してしまいます。
また現行の支給基準では「50年以上の長期間受給者」や「月48万円の高額受給者」をも生み出しており、
手厚すぎる生活保護制度は、かえって自立を阻害しています。
さらに年金生活者よりも豊かな生活ができるという逆転現象を解消し、不正受給者には厳しい対応も必要です。
私は生活保護制度の見直しから社会保障全体のあるべき姿に向けて取り組んでまいります。
区独自で行っている生活保護費の上乗せ支給は廃止します。
杉並区では特定の生活保護者に対して子供服代や入浴券など、国の支給基準以上に上乗せして支給する制度を独自に行っており、その額は年間4800万円にも上っています。私はこの制度を廃止するよう現在でも議会で厳しく指摘をしています。